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森岡毅氏が語る「数学」を勉強する本当の意味が素晴らしい!

林修さんとUSJのV字回復仕掛け人の森岡毅氏の対談の中で、
数学を勉強する本当の意味の話が素晴らしいので紹介します。

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目次

「数学」を勉強する本当の意味

方程式を使って生きている大人がいないから無駄であるとか、
学校の授業でも、何のためにこの小難しいことをやっているのか
ということをちゃんと説明してくれる大人に僕は出会わなかったんです。

数学を勉強する理由っていうのはただ1つで

問題にたどり着くために論理的に考える練習をしている。

問題にたどり着く問題解決能力なんですよ。

例えば花屋で100本しか売れないバラを1年後には200本売れるようにしたいって言われた時に
戦略からちゃんと紐づいて考えていく
この考え方ができるようになるために
数学に取り組んで頭を鍛えておくということが役に立つんですよ。

あんまり数学をやってきたことがない人は
「定数」を動かそうとするんですよ。
「定数」は動かない、与えられたものとしてやるしかない。

「変数」は努力とかで変わるけど、定数は動かないよ
という話を時々するんですけど。

私が新入社員に話したこと

大学入試を突破するためも一つの目的かもしれませんが、もっと広い視点で俯瞰すれば論理的に考える練習ですね。

そして「定数」「変数」のくだりの部分。

定数とは制約条件のもと、どのように変数部分で対応していくかを考えていく。

今年の新卒の子に社長命令で「会社概要」の作成に取り組んでもらっています。

今はまずどのような構成(ストーリー)にするかを考えてもらうことから始めています。

その子に話をしたのは、

「小学校の算数で足し算、引き算、掛け算、わり算を勉強したよね。

正しく計算できることも大事だけど、

足し算、引き算、掛け算、わり算の考え方を活用することも大事なんだよ。

考える元となる材料を集めたり、見つけたりした後に、その材料をどう使うかは

足し算、引き算、掛け算、わり算の発想だよ。

足し算は付け足し

引き算はいらないものを取り除く

掛け算は組み合わせだったり拡大

わり算は分割や縮小。

料理も同じ材料をそろえてもどう調理するかで違うよね。

考える上で調理の仕方に相当するのが、足し算、引き算、掛け算、わり算ともいえるから

考えることに迷ったら、

何か足したほうがいいかな?それとも引いた方がいいかな、それとも何か掛けたり割ったりしようかな?

って考える方法もあるよ。

それが論理的に考える練習ってことだよ。」

さいごに

森岡毅氏は、低迷していたユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)をはじめ、数々の企業の再建を手掛けてきた最強マーケターです。

理系で、数学は得意。マーケティングについても、20代のころから自分で数学的に体系化する訓練をしてきたそうです。マーケティングは何でも数式にできるというのが持論だそうです。

こんな著書もあります。

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

“自信がなく留学する事に今一歩踏み出せない”

そんな人に対しても

森岡毅氏はよく「不安を因数分解し不安の正体を明確にすることが大事だ。」

と因数分解の考え方をされます。

デカルトは「困難は分割せよ」と同じことです。

私が勤めた某会社でも「因数分解」はよく言われました。

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