Life&laugh work ~ 笑いと潤いのあるライフワークを

DIE WITH ZERO~人生が豊かになりすぎる究極のルール

最近、樹木葬が後継者不要で人気だそうです。

墓との向き合い方が変化し、「親が子を思う時代に」という記事を見て

「DIE WITH ZERO~人生が豊かになりすぎる究極のルール」

を手に取ってみました。

  • 喜びを先送りにしてはいけない。限られた時間の中で幸福を最大化するためには、人生の早いうちに良質な経験をすることが大切である。
  • どんな金持ちも、あの世にお金は持っていけない。だからこそ死を意識し、「ゼロで死ぬ」を実践すべきだ。
  • 人生をよりよいものにするには、お金、健康、時間という人生の3大要素のバランスを、いかに取るかが重要になる。
  • 物事には賞味期限がある。そのチャンスを逃さないためにも、大胆に行動すべきだ。リスクを取らないリスクを過小評価してはならない。
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目次

常にタイミングは「今」である

日ごろから、自らの死を意識して生活している人は少ない。人は人生が永遠に続くかのように日々を生きている。だからこそ未来に希望を抱き、老後に備えて貯金をするのだ。これは一見すると合理的な行動である。だがその結果、喜びを先送りにし、やりたいことを我慢してはいないだろうか。

何人たりとも時間には抗えない。だからこそ、限られた時間の中で幸福を最大化するために行動すべきだ。そしてそのタイミングは「今」である。お金を無駄にするのを恐れ、チャンスを逃しては本末転倒だ。大切なのは、どうすれば幸せになれるかを考え、そのために惜しまずお金を使うことである。そして適切なタイミングで、ふさわしい経験をすることで、人生は豊かになる。老後のために貯金するのも決して悪いことではない。だがそれに固執していては、貴重な時間を浪費しかねない。

結論は「ゼロで死ぬ」

お金はライフエネルギーだ。ライフエネルギーとは、何かをするために費やすエネルギーのことを指す。たとえば仕事は、「ライフエネルギーを消費する代わりに、お金を手にする活動」と言い換えられる。収入と時間、カロリーと運動などは、トレードオフの関係にある。

このライフエネルギーを意識すると、衝動買いや悪い生活習慣を見直すことができる。「30万円の時計は何時間分の労働に値するのか」、「目の前のクッキーのカロリーを消費するために、どれくらい走らなければいけないのか」など、ライフエネルギーとして計算できるようになるからだ。

とはいえ、節約ばかりしているのも考えものだ。その時しかできない経験の機会を失ってしまうと、世界が必要以上に小さな場所になってしまう。そうならないためにも著者が提唱するのは、本書のタイトルでもある「ゼロで死ぬ」ということだ。必要以上にため込むのではなく、今しか味わえない経験に時間と金を費やす。これを突き詰めると「ゼロで死ぬ」というところに行きつく。

思い出はあなたに配当を与える

「経験がいかに大切か」ということだ。人生は経験の総量によって決まる。私たちは小さい頃から、「いざという時のためにお金を貯めよう」と聞かされて育つ。しかし勤勉に働き、喜びを先送りすることだけが美徳ではない。人生に最後に残るのは思い出だけだ。だからこそ、早いうちに様々な経験をすることが重要なのだ。思い出は金融投資と同様、私たちに配当を与えてくれる。その瞬間の喜びだけでなく、あとから振り返ることで、当時の風景や感情を追体験できる。これはかけがえのない宝物だ。そして人生の早い段階で最良の経験を積めば、思い出の配当をより多く得られるのである。

まとめ

「DIE WITH ZERO~人生が豊かになりすぎる究極のルール」

自分自身、仕事の事は勿論ですが、

「最近お金をどうやって稼ぐか、どうやって資産を最大化していくか」

といった事ばかり考えていた気がします。
勿論現役バリバリのビジネスマンかつ一家の大黒柱ですので、そのような考えを捨て去る事は出来ません。
ですが、

「今後の人生、自分はどんなことを経験しようか」

「今度は誰とどこでどんな遊びをしようか」

などなど、目先の事ではなくそういった人生全般のことを考え、

ありとあらゆる””思い出づくり””をしてみてはどうだろうかと思いました。

お金や仕事も大事ですが、限りある人生、大切な家族や友人たちと楽しくて有意義で幸せな「経験」を、沢山積みたいです。

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