少し前に流行った、退勤する時にドアを開けると同時に、TM NETWORKの名曲「Get Wild」を聴くという「Get Wild退勤」って知ってますか?
Twitterで「マジでめちゃくちゃ良い仕事した気持ちになるしなんなら後ろの建物が(会社)爆発している脳内妄想が起こってオオスメ」とある人が紹介すると、「試してみたい」と反響が広がったものです。
そして4月8日が、今年から「Get Wildの日」となることが一般社団法人 日本記念日協会によって正式に認定されたそうです。
楽曲名が記念日となるのは、邦楽としては初だとか。
GET WILDは、TM NETWORKの出世作ともいえる存在です。
4月8日は結成40周年を迎えるTM NETWORKが1987年にリリースし、アニメ『シティーハンター』エンディングテーマとして大ヒットした「Get Wild」の発売日なのです。
TM NETWORKを代表する楽曲のひとつ「Get Wild」の発売日にちなみ、4月8日を【Get Wildの日】とすることが一般社団法人 日本記念日協会によって正式に認定されました。たくさんの方々に愛していただき本当にありがとうございます。これからもGet Wildの進化をお楽しみください。#TMNETWORK #GetWild pic.twitter.com/7yEaszj5Vo
— TM NETWORK official (@tmnetwork_2014) April 8, 2023
Get Wild
作曲の小室さんは、最近亡くなられた坂本龍一さんをリスペクトしていたようです。
坂本さんはシンセサイザーを使った先駆者でしたからね。
特に80年代のTMネットワークの曲を聴いているとよくわかります。
ギターのイントロから始まって、迫力あるシンセサイザーの演奏が当時は斬新でした。
シティハンターのエンディング近くでGET WILDのイントロが聴こえてくると、ぐぐぐーっと気持ちが上がっていく、存在感のある曲でした。
実は、「Get Wild」は
- 2016年に「Get Wild」だけ36バージョンを収録したアルバム『GET WILD SONG MAFIA』をリリース
- 翌2017年4月5日に「トップ100にチャートインしたCDアルバムに収録された同じ曲のバージョン/リミックスの最多数」でギネス世界記録に認定
ということを経て今回記念日に認定されています。
小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登のコメント
「4月8日が『Get Wildの日』として記念日認定をいただきました」
「前々から音楽の年表に名を刻みたいとは言っていましたがなんと記念日の登録が決まり光栄です。本当にありがとう! 次は『TM NETWORKの日』も作ってもらおうかな。デビュー40周年もお楽しみに!」
つば九郎からのコメント(東京ヤクルトスワローズ マスコット)
「4つき8にち Get Wildきねんび おめでとうございます。おなじTKどおし これからもがんばりましょう!まだまだすてきなうた きかせてください」
コラボ企画
「Get Wild」タマ&フレンズ
記念日認定を祝し、TM NETWORKと同じく40周年を迎えたキャラクター「タマ&フレンズ ~うちのタマ知りませんか?~」とコラボした「Get Wild」タマ&フレンズ動画が制作されたそうです。
「Get Wildの日」にYouTubeとTikTokで公開となった。TMのメンバーとタマ&フレンズが時空を超え、香港で共演する動画となっています。
『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』
「Get Wild」最新リマスター4versionの配信を開始。
「Get Wild」は今秋公開の『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』でも再びエンディングテーマとして採用されることも決定しているそうです。
さいごに
TM NETWORKが流行った時は私は中学生でした。
当時の歌番組では「Get Wild」がいつもかかっていましたし、この「Get Wild」はカラオケでは誰もが知っている盛り上がる曲なんですよね。早口のところが結構難しいのですが。
地方にいた私にとってはこの曲のメロディ、歌詞、サウンドに新宿のイメージを持っていて、 上京して初めて新宿西口の高層ビル群の間を歩いた時、「Get Wild」を口ずさんでいたことを思い出します。
他にも「RESISTANCE」や宮沢りえが主演映画「僕らの7日間戦争」で使われた「SEVEN DAYS WAR」とかも好きな曲でした。
4と8と言うことで「シティーハンター」と覚えれば、4月8日はGet Wildの日と覚えられますね。