ついこの間、新年を迎えたと思ったら今年ももうあと2か月ですね。
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ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
これは鴨長明の「方丈記」の有名な冒頭の一節です。
川の流れは絶えることはなく、それでいてそこを流れる水は、同じもとの水ではない。
川のよどみに浮かぶ水の泡は、一方では消え、また一方ではできて、そのまま長くとどまっている例はない。
世の中に生きている人とその人たちの住処もまた、ちょうどこの川の流れや水の泡のようなものである。
時間の流れも同じですね。