「家系ラーメン総本山 吉村家」(横浜市西区南幸2)が現店舗での営業を3月10日で終了し、新しい店舗に移転することになりました。
移転工事の期間を設け、3月17日~20日をめどに開店する予定だそうです。
地方から出てきた私には、ラーメンと言えば「みそ、しょうゆ、しお、豚骨」ラーメンしか知りませんでしたが、家系の「豚骨しょうゆ」という存在を知った時には驚きました。
その「豚骨しょうゆ」の元祖ともいえる吉村屋が店舗を移転するそうで、移転先の情報についてお知らせします。
家系ラーメンってどんなラーメン?
同店は、豚骨しょうゆのスープと太いストレート麺が特徴の「家系ラーメン」の元祖。
現会長の吉村実さんが1974(昭和49)年に磯子区新杉田で創業し、1999(平成11)年に現在の場所に移転しました。
メニューはラーメンとチャーシューメンの2種類で、それぞれに並盛・中盛・大盛があり、麺の固さ・油の量・味の濃さを3段階から選べます。
独特のコクと甘みのあるスープで、家系といえど全く重くないスープです。
チャーシューは燻製チャーシューです。
特に休日は行列が絶えず、1日平均1500人が訪れるといわれています。
開店時間の11時には150人以上の並びになるなんてざらです。
これが家系総本山の味だ!!~メニュー
ラーメンとチャーシューメンの2種類。
チャーシューは燻製チャーシューです。
お客様にあったお好みの味を注文できます
私はいつも、「麺かため、味濃いめ、油多め!」で注文します。
油多めはすきっ腹だと胃に来ますので注意を!
直系ならではの激安サイドオーダー!!
あくまでも目安(それぞれ時価)です。
当日、券売機にて確認をします。
野菜畑がおすすめです。
オリジナルな食べ方を開発して下さい!!
いろんな調味料が用意されていて味変を楽しめます。
私は「刻み生姜」が好きです。
移転先は?
移転の理由は、25年間の賃貸契約が満了するためだそうです。
新店舗は、現店舗の前にある岡野町交差点を渡ってすぐの場所に建てた自社ビルになります。
現店舗から交差点を反対方向に渡った徒歩1分の距離です。
新店舗は2階建て、30席。
営業時間は11時~20時。月曜定休(祝日の場合は翌日)。
「家系総本山」とは?
1974年、横浜新杉田に一軒の小さなラーメン店がオープンしました。
とんこつと鶏ガラをベースにしたコク深いスープに特製醤油ダレです。
この一品が、やがて驚くほどの評判を呼び、横浜ラーメンの名店として世に知られ渡ることとなったそうです。
その店こそ、いま“家系”と呼ばれる全国のラーメン店の頂点に立つ「吉村家」です。
横浜のさまざまなラーメン文化の中で、ご当地にしっかりと根をおろし、しかも全国にその味を広めていったと言う点で、家系総本山吉村家の存在は大きいのです。
今では店主 吉村実の味を受け継ぐ人間は、直弟子・孫弟子を含め300人にも及ぶそうです。
家系家系図
家系(●●家)ってあちこちで見かけますが、こんなにあるんですね。
直系店舗
吉村家にて修行をし無事開業に至った店舗であり
なおかつ家系ラーメン店経営者として立派に運営をし
成功している店舗のことを言います。
吉村家で修行をし終業しただけでは直系皆伝とはなりません。
家でも吉村家を体験できる!
とんこつと鶏ガラをベースにしたコク深いスープに特製醤油ダレ、極太のストレート麺。3人前、スープ付。
まとめ
いつ行っても行列の吉村屋です。
ただ客の回転も早いので待ってでも食べたいラーメンです。
吉村屋まで遠いよっていう方は、こちらで購入してはいかが。忠実に味を再現されていますよ。カップ麺もありますね。
こんどは2階席の増えるそうなのでさらに回転率が高まるかな。
賃貸から自社ビルへ移ることで、賃料分が浮くからその分還元したいと吉村社長はどこかで言っていたのを見たことがあります。
どんな還元策が提示されるのか楽しみですね。