高校生の息子との会話。
今、物理の授業は何をやっているの?
ちょうど円運動の所。
先生が言っていたのは、sinθやcosθを微分したりして自分で公式を導けるようにするんだけど、数学のカリキュラムの関係でまだ三角関数の微分を数学で習わないから今は公式を覚えなさいって。2学期ごろに数学で習ってから自分で導けるように勉強するらしいよ。
つまり、
位置を時間微分することで速度が、速度を自分微分することで加速度が得られるのですが、三角関数を微分して求めることはまだ習わないから今は公式を覚えなさいと言われたようです。
それならと、私が持っている微積物理の4冊の本を貸してあげました。
今回はその4冊を紹介します。
微分積分で読み解く高校物理
1冊目は、微分積分で読み解く高校物理
高校「物理」を、高校までの微積分でおさらい。習った当時よりよくわかる!
教科書には載っていない、高校までの微積分の知識による説明により、高校「物理」を復習させる、大学生・社会人向けのおさらい本。掛け合い形式の楽しい本文と豊富な図解・まとめにより、習ったときより頭に入る!
微分積分で読み解く高校物理 教科書よりもわかりやすくおもしろい
微積で解いて得する物理
2冊目は、微積で解いて得する物理
高校物理(力学・電磁気学)を楽しく効率的に学べる
多くの学習者がつまずく力学や電磁気学の解法を、微積による解法を学ぶことによって、面白く解けるようになり、読み物感覚で体系的に学べる画期的な学習書。
★このような方におすすめ
◎志望大学合格をめざす高校3年生
◎予備校の微積物理に挫折した受験生
◎微積を使う物理に戸惑っている大学1年生
この参考書の、演習問題集も。
微積で解いて得する物理 演習版: 力学/電磁気学がスラスラ解ける
特別編集版 微積で解いて得する物理
新物理入門
3冊目は、これは昔からある、駿台文庫の微積物理の元祖、新物理入門
本書は、物理学に本気で取り組みたい方にお薦めの一冊です。
物理の諸法則を原理から説きおこし、整理・明確化することで、物理の真の実力を身につけられる構成になっています。
また、力学における初歩的な微分・積分の使用法についても解説をしました。
新・物理入門〈増補改訂版〉 (駿台受験シリーズ)
新・物理入門問題演習〈改訂版〉 (駿台受験シリーズ)
(参考)秘伝の微積物理
4冊目は、秘伝の微積物理
大学の物理学でつまずきやすいポイントを丁寧に解説というコンセプトなので大学受験生向きではないかも。
- 「高校までの物理」と「微積を使った物理」のちがいがよくわかる! …… 「高校物理」と「微積物理」を比べながら丁寧に解説します。
- 本と動画で独学できる! …… 講義の動画をYouTubeで観ることができます。
- 学び直し・リメディアルに使える …… 大学の講義の予習・復習に最適。
こんな人にオススメ
- 大学に入って物理が難しくなったと感じている大学生に
- 微積を使った物理に興味がある高校生に
- 物理が分からないままになっている社会人に
- そして、物理をもっと楽しく学びたいすべての人に
秘伝の微積物理
さいごに
大学受験で微積物理まで必要かどうかは意見が分かれるところですが、大学にいけば物理は微積を使うようです。
物理を微積で解くようにすると微分方程式までやる必要がありますが、公式を極力覚える労力はいらないですからね。まあそこは好みですね。