以前、栗山監督がヌートバーを発掘したのは水原氏の貢献が大きいと記事を書いたが、実はそれ以前にヌートバーと栗山監督をつないだ人物がいたことがわかったのだ!
2023年3月30日の開幕戦、楽天ー日ハム戦の解説に栗山監督がゲストで登場。
その会話の中で判明した!
ヌートバーと日本野球の縁
楽天の先発・田中将や元日本ハムの斎藤佑樹氏が高校日本代表の一員として米国で親善試合を行った際、日本のバットボーイをしていたのが8歳の少年こそ今大会の侍ジャパンで「1番打者」として活躍したヌートバーだったという話は有名です。
「写真を撮ろうよ、サインを書いてよ、といろんな選手に声をかけたり、高校生に交じってハイタッチの列に入ったり。何事にも物怖じしないタイプで、当時はまだ無邪気な野球少年という印象でした」。
だから斎藤氏は強烈な印象で覚えていたそうです。
その時にキャスターとして栗山監督は現場にいたそうです。
その時は、バットボーイですから注目するはずもなかったのです。
それがWBCメンバーを選出することになり、栗山監督はヌートバー選手の存在を知ったのです。
栗山監督がたまたま斎藤佑樹氏と話をした時に、監督の言葉の端々からヌートバーを選びたいっていうのが表に出ていたそうです。
そこで斎藤佑樹氏が、
「監督知ってます?”」と斎藤氏から写真を送ってもらったそうです。
そうです、
「僕(栗山監督)は(斎藤)佑樹から聞いた。実を言うと」
と、斎藤氏から聞いて初めてヌートバーとの縁を知ったのです。
栗山監督は(斎藤氏とヌートバーとの)その縁を知ったことで
「僕はそこで決定というか。その縁は絶対大事だと思った。いくぞ!と思いました」
と選出を決めた。
「そんな縁のある人は必ず何か意味があるというか、僕はそう思った。能力的にはあると思っていた」
と語ったそうです。
斎藤氏と取材での再会
斎藤氏はヌートバーの侍ジャパン選出後に取材ではヌートバーとのキャッチボールが実現した。
ヌートバーは「(斎藤氏)レジェンドとキャッチボールできるなんて」
と大喜び。
斎藤氏からグラブをプレゼントされると、
「本当にもらっていいのか?」と大感激されたという。
ただ、そんな無邪気な一面だけではない。斎藤氏は練習中のヌートバーに目を奪われたという。
そんな縁だったんですね。
さいごに
水原氏以前にヌートバーと栗山監督をつないだ人物は元日本ハムの斎藤佑樹氏だったのです。
栗山監督は斎藤氏をプロ入り2年目で開幕投手に指名するなどずっと目にかけてきました。
そういう仲の2人だったからこそ、栗山監督がヌートバーを見つけ出し、たまたま斎藤氏を介してヌートバーとの縁を強く感じることになったのでしょう。
ヌートバーを最初に栗山監督とひきあわせた斎藤氏も実は影の功労者だったんですね!